なんだか変てこなタイトルだけど、あんまり深い意味はないです。
今日、汽車駅に切符を買いにいって、そこであることに気付いたんです。
ほんとに、唐突に。予期せずにさ。
この前上海に行った友人が、軟臥を前日に30分並んで買えたといって、今は切符買うのはそんなに難しくないんじゃないのかって言ってたんだけど、鵜呑みにはしなかった。
何しろここは烏魯木斉だから、こんなにでっかい街なのに外国人専用の窓口はないし、
それに前回冬に帰ったときは発売開始1時間前から並んで結局3時間待って窓口にようやく辿り着いたと思ったら、硬座も含めてすべて売り切れてて、ほんとに悲しくてさすがに泣きゃしないけど、打ちひしがれて駅から帰ったこともあったから。
それで今回もどうかなって思ってたんだけど、駅に着いたのは販売開始時刻15分前。
そしたら切符は売り始めてて、すでに。
まあ、来もしないバスを待ってみたりとか、腹の調子が悪くて駅に着くなりトイレに駆け込んだりとか、もたもたしてはいたんだけど、列は後ろの壁までは届いてなかったから30分くらい並べば、キップが買えるかどうかはともかくとりあえず窓口には辿り着けるだろうと思った。
それで、まあ適当に列を選んで並んだ。
前置きがやたら長くなったけど、ここからが本題です、今日の。
それで、並んでる人たちを何とはなしに眺めていたんだけど、まあ、どこに何しに行くんかなあとかね。
今までも、何回か並んで買ってるし、前回は買い損なったけど、今までは並んでるときは早く自分の順番になってくれってことと、切符が売り切れませんようにってこと、それから横入りするやつに文句を言いたいけど、おっかない兄ちゃんだからしょうがないなとかそんなことしか考えてなかった。
ところが今日、なぜだか突然ひらめいた、ほんとにいきなり。
ここに並んでるほとんどの人が自分がどっかへ行くための切符を買おうとしいてるわけじゃないんじゃないかって。
そう、彼らはみんな「並び屋」だった(裏は取ってませんけど)。
どう考えても旅行にも、出張にも行きそうにもない、ましてや帰省しようとかそんな雰囲気は微塵もない、
かけらも見当たらない。
そこいらの工事現場で穴ぼこ掘ってる人たちがそのまんまここにいるとしか思えない。
案外割りのいいアルバイトなのかもしれない。
じっさいそうだろう。
そういやあ、この前並んだときもそんなこと考えていた気がするけど、切符が変えなかったショックで、半ば放心状態だったからそこまで頭が回らなかったみたいだ。
”謎はすべて解けた!”って金田一少年じゃないけど、こんな簡単なことに烏魯木斉に来て8年目にしてようやく気付いた。
まあ切符も無事に買えたし、めでたしめでたし、かな。
ああ、次こそは飛行機がいい。